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[『原野から』 詳細]
原野から ― Philosophy from the Wilderness ―
『日常の奇跡』に続く安藤誠の第二弾。
写真家として、ネイチャーガイドとして、日本熊森協会顧問として
安藤誠ならではの魅力あふれる一冊。
巻頭グラビアページでは、ネイチャーガイド・安藤誠がとらえた、自然の中で生きる動物たちの命の輝きを、60枚にものぼる作品で表現。北海道を代表するヒグマやタンチョウ、キタキツネ、出会うことが稀というオオハコノハズクなど、様々な野生動物の一瞬の表情を鋭くそしてやさしく切り取った圧巻の写真集。
第1章「安藤誠の眼」では、グラビア写真集の一つひとつの撮影にまつわるエピソードや背景にある素敵なストーリーをフォトエッセイとして紹介。
第2章「クマと生きる」では、日本熊森協会顧問として、氏が愛してやまないクマの魅力を存分に語る。クマを危険な動物として駆除することがなぜ許せないのか。クマが私たちが生きる上で大切な存在であることを、氏の視点から読み解いていく。
第3章「安藤誠の仕事術」では、昨今注目を集めているアドベンチャートラベルの日本における可能性やその指針を、まさにその先駆者である氏が自身の体験を交えて詳しく紹介。
第4章「安藤誠の世界」は、氏を作ってきた人との出会いや出来事を綴るエッセイ集。
(A5並製 234頁)
2022年10月25日発売
【 もくじ 】
カラーページ 安藤誠 写真集[全60枚]
いのちの輝き(28枚)
アラスカ ―北極圏の大地で―(12枚)
一瞬の彩り(9枚)
日常の奇跡 Ordinary Miracle 2022(11枚)
〈発刊に寄せて〉安藤誠の世界に魅せられて
鶴雅ホールディングス株式会社 代表取締役社長 大西雅之
第1章 安藤誠の眼 [フォトエッセイ]
写真集の写真ごとに添える物語。
第2章 クマと生きる
ホ明治時代から危惧されていたクマの絶滅
八田先生、門崎先生の思いを引き継ぐ
クマの存在意義
クマは植林者
撲滅させられたオオカミ
クマの真面目
クマの魅力
メディア側の報道の問題
日本熊森協会顧問としての私の役割
自然界のバランス
野生動物と人間の棲み分けについて
クマを守るための銃の免許
第3章 安藤誠の仕事術 ― アドベンチャートラベルの可能性 ―
アドベンチャートラベルとは何か
アドベンチャートラベルのガイドになるための指針
私の実践 転機は決断した時にやってくる
地球全体のことを考えたアドベンチャートラベル
金融機関と連携したアドベンチャートラベル
コラム]アドベンチャートラベルの人材育成
第4章 安藤誠の世界 [エッセイ集]
幻の滝
ボブ・ディランが好きになれない自分に焦ったこと
伝説のジャズ喫茶 ジスイズ
母・安藤靖子のこと
愛情深く、個性豊か――クマの魅力
これからの観光とアドベンチャーツーリズム
カヌーを担いで山をひたすら歩く
あとがき
【 著者プロフィール 】
◎ 安藤 誠 ( あんどう まこと )
写真家
北海道アウトドアマスターガイド
1964年札幌市生まれ。東北福祉大学卒業後、塾、予備校社会科講師として12年間教壇に立ち、大工見習いなどをしながら1999年ウィルダネスロッジ ヒッコリーウィンドを開業。2004年よりアラスカにてガイド開始。2006年から「安藤誠の世界」と題して全国で講演活動を開始。大学や専門学校、小学校、保育園などでも講義を行ないながら現在に至る。写真家として2014年、2016年、2018年、 2019年、2020年、2021年に世界的写真コンテスト『Nature’s Best Photography ASIA』入賞・部門グランプリ受賞。 2020年、イギリスロンドン自然史博物館・イギリス公共放送局BBC主催野生生物写真コンテスト『Wildlife Photographer of the Year 56th』にて哺乳類部門受賞。日本人として受賞3人目となる歴史的快挙。また、 プロガイド養成や研修生制度を立ち上げ、人材育成に力を入れている。2021年4月よりオンライン私塾「至誠塾~Life As Guide~」も動きはじめ講演や交流会も開催。
・ウィルダネスロッジ・ヒッコリーウィンド オーナー
・北海道知事認定アウトドアマスターガイド
・ニコンプロフェッショナルサービスメンバー
・富士フィルムプロフェッショナルサービスメンバー
・ルミックスプロフェッショナルサービスメンバー
・スワロフスキーオプティック社サポートプロガイド
・経産省認定地域資源活用事業認定事業者
・一般財団法人実践保護団体 日本熊森協会顧問
・第一種銃猟狩猟免許保有